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住宅ローンも実質マイナス金利?【FP花園メルマガ】<2016年4月13日号>

2016/4/13  【メルマガ一覧へ戻る

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おはようございます、金田です。

 


日銀のマイナス金利政策を受け、住宅ローンの借り換えが
急増しています。

 

主要8銀行の2月の借り換え申込件数は、前月(2016年1月)と比べ
4倍にまで増えました。

 

今日はマイナス金利政策による家計への影響についておさらいします。

 


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【話題のニュースから】

 

 住宅ローンも実質マイナス金利?

 

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一般的な10年間固定型の最優遇金利は、3メガバンクなど大手銀行で
年1%を割り込みました。

 

長期固定ローンのフラット35も、省エネ性、耐震性などに優れた住宅を
取得する際の新規借入に適用される「フラット35s」で、当初10年間の
金利が最大で年0.72%まで下がりました。

 

これに、住宅ローン減税を組み合わせると、最初の10年間が実質
マイナス金利となるケースが出てきます。

 

ご存知かと思いますが、住宅ローン減税とは、
12月の借入残高の1%が10年間、税務控除で戻ってくる制度です。


 

例えば、所得税を年間30万円支払っている人の住宅ローンの借入残高が
2000万円だった場合。

 

2000万円の1%=20万円分の所得税が還付されます。

 

支払利息(住宅ローン金利)よりも、

 

税務控除(住宅ローン減税の1%控除)が多くなる人が、

 

実質マイナス金利となります。

 

ただし、住宅ローン減税が適用される10年間に限りますので、
11年目以降はマイナス 金利になりません。


 

また、所得税の納付額、借入残高、借入年数によっては、借入から
10年以内であっても実質マイナス金利に該当しないこともありますので
事前に必ずシミュレーションをしてもらうことをお勧めします。


 

いくつか条件があるものの、新たに住宅資金を調達する人にとって
非常に有利な環境であることには間違いありません。

 

現在、固定金利の住宅ローンで借入をしている人にとっても、
借り換えに非常に有利な環境です。

 

 

 

最後に、借り換えを検討すべき3つの数字「1000・10・1」をお伝えします。


 

1.住宅ローンの残高が1000万円以上

 

2.返済期間が残り10年以上

 

3.今借りているローンとの金利差が1%以上


 

どれか一つでも当てはまれば、ローン残高にもよりますが、
借り換えで月1~2万円程度負担が減る可能性があります。

 

今が家計のキャッシュフローを改善する絶好のチャンスということは
間違いないと思います。

 

 
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