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□ 最近の気になる記事
平成27年6月27日(土)日本経済新聞 朝刊 マネー&インベストメント面より
自動車保険の基本を知ろう
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今回の新聞記事は自動車保険の特集でした。
以下私なりにまとめてみました。
記事のポイント
①相手への賠償だけではなく、自分や搭乗者の補償も重要
②保険料は無事故なら安く、
事故(こすって車両保険を使っても)を起こすと高くなる
③保険料は運転する人の年齢や車両保険の有無によって左右される
まずはこの3点を押さえてください。
そして自動車保険の補償は4つに大別で きます。
【人の損害(相手のため)】
・自動車損害賠償責任保険(自賠責)
すべての車に加入義務。
相手の死傷・後遺障害を補償する
・対人賠償責任保険
相手の死傷損害のうち自分の過失割合を補償
【物の損害(相手のため)】
・対物賠償責任保険
相手の車や他人の建物などの損害のうち自分の過失割合を補償
【人の損害(自分のため)】
・人身傷害補償保険
自分や搭乗者の死傷損害を過失割合に関わらず補償
・無保険車傷害保険
自分や搭乗者の死亡や後遺所外で、相手の賠償資力が足りない分を補償
【物の損害(自分のため)】
・車両保険
自分の車の修理費用のうち自分の過失割合を補償する
自動車保険はどちらかというと、
今までは保険料重視で選ばれる方が多かったように思います。
「とりあえず加入しておけばいいか~」
という感覚の人が多いのではないでしょうか。
しかしこれからは一つの事故で家族崩壊させないための保険、
今よりも多少保険料が上がってしまっても
破産しないための自動車保険を
必要経費だと思って加入をしておいて欲しいと思います。
もうひとつ大切なのは補償を提供する保険会社選びも大切ですが、
窓口になる代理店もとても重要です。
できれば事故の扱い経験や法律分野にも
それなりに精通しているところが好ましいと思います。
ちなみに我が家(宮本)が加入している自動車保険ですが、
同居内親族の自転車運転中や
歩行中の事故にも対応できる補償にしています。
自分がしなくても
相手がスマホをいじりながらの運転でぶつかってこられて大けがをしても、
その相手に賠償能力がなければ
自分で対処するしかありません。
また意図しなくても自分が加害者となり
相手に損害を与えてしまうこともあります。
高額の賠償や被害に対応するのが
損害保険の真髄なのでここはしっかりとしたものに加入しましょう。
以下、
一例として自動車保険の補償範囲と保険料の目安を記載します。
【自動車保険料は運転する人の年齢や車両保険に左右される】
※某損害保険会社の試算例
20等級、
対人・対物無制限、
人身傷害5千万円、
車両保険200万円
35歳以上、
車両保険有
6万9600円
↓20歳の子供が運転すると
年齢問わず、
車両保険有
16万1770円
↓
年齢問わず、
車両保険なし
7万4860円
↓
21歳以上、
車両保険なし
4万8820円
【まとめ】
自動車保険の保険料の半分程度を占める
車両保険に免責金額(自己負担額)を設定することが私のお勧めです。
自動車を傷つけてしまい修理する際に、
全てを加入している保険で賄うのではなく、
免責金額である一定額を支払うことで保険料を削減することができます。
現在の等級制度では
翌年以降の保険料の割増率を考えれば
修理費用が高額になる時の修理を除けば
車両保険を使うメリットが低くなる傾向があります。
数万円程度の修理であれば
保険を使わず自腹を切った方が、
保険を使った場の上昇率も考慮すると
負担が少なくなる傾向が高くなります。
100、0(ヒャクゼロ)
という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
信号待ちで車を停車中に、
追突された場合などは相手の過失割合が100%となることから、
契約している保険会社では示談交渉ができない決まりがあります。
そういったケースに対処できるようにするため
弁護士費用特約を付けておくことをお勧めします。
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