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□目次
~ 数字にまつわる話 ~
マクロ経済スライド発動!
今回の数字
◆───────◆
| 0.9% |
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厚生労働省は1月30日、
総務省の「平成26年平均の全国消費者物価指数」の公表を受けて、
平成27年度の公的年金の支給額を4月(支給は6月分)から0.9%引き上げると発表しました。
年金額は毎年見直されます。
平成26年の消費者物価指数は前年より2.7%上がり、
これをもとにはじき出した賃金上昇率は2.3%でした。
物価の上昇率が賃金の上昇率を上回る時は、
賃金に合わせて年金額を見直すというルールがあります。
したがって、
本来なら年金額も1,500円ほど増える計算になります。
ただ今回は平成16年に導入された、
年金の給付水準を毎年少しずつ下げていく
年金抑制策「マクロ経済スライド」が初めて実施されることになりました。
また昨年度まで支給されていた年金は、
過去の物価下落時に年金額を据え置いた経緯があり、
その「特例水準」が今年度で解消されることもあり結果としては608円の増額となります。
実質的な目減りです。
いよいよ物価や賃金の伸びに年金が追いつかない「年金抑制時代」
が本格的に始まったといえますね。
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