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□ 最近気になる記事より
住宅ローン 金利競争過熱
採算割れ懸念、金融庁調査 10年固定 最低更新1%前後
平成27年2月3日(火)日本経済新聞 総合1より
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住宅ローン金利の引き下げ競争が過熱している。
長期金利の指標となる10年物国債金利が急低下し、
三菱東京UFJ銀行などの大手は2月の金利を過去最低の水準に下げた。
有力な融資先の乏しい地方銀行や信用金庫も
低い金利での融資に前のめりで、
採算割れのリスクもある。
金融庁は過当競争を懸念して
各行が適切にリスク管理しているかどうか緊急調査を始めた。
(一部略)
今回の調査には、
銀行が競争意識から過剰な貸し出しに走っていないか実態を把握する狙いがある。
住宅ローンは14年9月末時点で114兆円あり、
銀行の融資全体の4分の1強を占める。
景気の悪化で住宅ローンを返済できなくなる人が増えた場合、
不良債権が膨らみ金融システムに影響を及ぼす懸念ある。
(この後も記事が続きます)
【記事の見方】
最近相談が多いのが、
住宅ローンの借り換え相談。
相談傾向として
現在が長期固定金利で借り入れている人は
同じく長期固定金利への借り換えするのが多く見られます。
変動金利で借り入れている人は、
変動から変動への借り換え相談もあるが、
それ以上に
3年、5年、10年への固定金利へシフトした場合のシミュレーション依頼が増えて います。
住宅ローンの借換えは、
借換え時の諸費用(事務手数料、登記費用、印紙代等)を含めて借り換えができる。
借り換え先の金利が低くなることにより、
その諸費用を含んでも毎月の返済額が削減できたり、
返済期間を短くできるケースもある。
手持ち資金を出すのにためらいがある人でも
効果があるかどうか借換えシミュレーションをするのがお勧めです。
特に、平成23年以前に住宅ローンを組んだ方、
また23年以前に一度借り換えた方でも
見直しの効果が期待できます。
今回の住宅ローンに限らず、
相続対策などで一棟建てマンション・アパートを
ローンで組んだ人は融資額が大きくなることから
借り換え効果がさらに大きくなります。
先日、実際にあった相談案件で2棟のアパートローンを見直すことにより、
毎月約20万円削減できたケースもあります。
【記事をさらに深読み】
この記事の中で私(宮本)が特に気になった一文があったので
付け加えておきたいとおもいます。
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過度な住宅ローン金利の下げが続けば金融機関の収益を圧迫する。
「人件費なども勘案すると、住宅ローンだけではほとんど儲からない状態」(大手行)
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では銀行はどうするかというと、
手っ取り早いのは今まで以上に投資信託や保険会社の年金、
保険商品をどんどん推奨してくることは間違いないと思います。
勧められた場合にはその場(店頭)では決断せずに、
必ず持ち帰って一考すること。
自分にとって必要な商品かどうかを冷静になる時間を持つことが大切です。
寝かしておける余裕資金であればまだ良いが、
そうでない資金は断る勇気を持つことも大切です。
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