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最近の気になる記事「転落は突然訪れる」【FP花園メルマガ】<2016年1月6日号>

2016/1/6  【メルマガ一覧へ戻る

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おはようございます、宮本です。


明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。


昨年末(30日)から日本経済新聞(社会面)の
連載(解を探しに)をしています。


記事を既に読んだ方もいらっしゃると思いますが、
仕事柄個人を中心としたお金に関わる相談を受けていることもあり、
一般読者とは違った見方で今回の記事をご紹介したいと思います。


ちょっと脱線するかもしれませんがご容赦を。


※記事が長いので、
一部抜粋しながらの紹介となりますのでご了承ください。

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□ 最近の気になる記事

    平成27年12月30日(水)日本経済新聞 朝刊 社会面より

    かつて中流 いま漂流 【連載:解を探しに】
    
  転落は突然に訪れる 

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【記事】

きっかけは病気や失職

長く低迷が続いた日本経済だが、
この3年間で日経平均株価は2倍以上に増え、
15年には一時2万円台に乗った。

輸出企業を中心に好業績が目立ち、
日本経済新聞の今冬のボーナス調査では、
全産業の1人あたり税込支給額は
80万1,163円で、7年ぶりの80万円台となった。


高額商品も売れ行きも好調だ。
ただ日銀短観などでは大企業の景況感は足踏みが続く。
先行きは不透明だ。格差の広がりも指摘される。


日本の相対的貧困率
(可処分所得の中央値の半分に満たない人の割合)は
12年が16.1%で、1980年代から上昇し続けている。
経済協力機構(OECD)の
加盟国34か国の中でも高い数字となっている。


NPO法人「自立サポートセンター・もやい」の
大西連理事長は「病気や失職を機に
貧困に転落する可能性は誰にでもある」と話す。

 

「人並み」難しく

 

ミナ(この記事に出てくる登場人物)の
本来の仕事は医療関係の事務だ。
会社員の夫と中学3年の息子と都内で暮らす。
世帯年収は800万円ほどの「平凡な家庭」。
もちろん副業は家族には言っていない。


※本来の記事はもっと長い。
本文では明確に書いていないが、
文脈から副業とは援助交際と推測される。


「難関校」とされる私立一貫校に通う息子の学費や、
塾代が年300万円近くかかる。
ただそのために生活を切り詰めたくはない。

 

「家計は楽じゃない。老後への蓄えなんてできない」

 

内閣府による「国民生活に関する世論調査」
(2015年度)では9割が自らを「中流」と考える。
「一億総中流社会」はなお健在だ。

 

しかし真面目に働けば人並みの収入を得られ、
人並みの暮らしができる。
そんな図式が通用しなくなってきているのも事実だ。

 

「まさか自分がそうなるとは思ってもみなかった」

                                  

中略

 

階層意識に差


いま、生活困窮者を支援するNPO法人
ほっとプラスのメンバーとして、
かつての自分と同じ境遇の人たちを支える側に回った。

 
「最近は病気や派遣切りで働けなくなり、
生活保護に頼らざるをえなくなった
30代、40代に良く会う。転落は突然やってくる」

 

社会学者らによる「社会階層と社会移動全国調査」
などによると、1985年には学歴や職業による
階層意識の差はほとんどなかったが、
直近(2010年)は同じ中流でも学歴などで
「中の上」「中の下」の2極化が生じている。

 

「経済が低成長期に入って社会の変化が緩やかになり、
学歴・職業・収入の高低で、自分や他人の
社会経済的地位が良く見えるようになった」。

 

東北学院大学の神林博史教授(社会学)の分析だ。

 

あなたは中流だと思いますか?


という質問にミナは

「中の下じゃないかな。家族で外食したり旅行したり。
中の中や、中の上の暮らしをするために
こんな仕事をしているわけだし」

と言い切った。


社会や人々の暮らしが変わり、価値観は多様化している。
必ずしも「正解」が一つではない時代を
私達はどういきるのか。(記事はここまで)

 

【記事を読んでの所感】


読んでいて違和感を感じたのが、
記事に登場したミナさんの部分についてです。


これは推測ですが、
記事にあるミナさんの家庭はダブルインカムだが、
夫がいくら稼いでいて、妻がいくら稼いでいるのかという事を
お互い細かくは知らないでいるのだと思えます。


というよりも、
特に夫の方は知らないでいたい、
のだろうと思えます。


夫であれば、妻の収入があるとはいえ
医療事務職であり、自分(夫)が家にいくら入れて、
子供の教育費と生活費、住居費、
その他もろもろでこれでは家計は成り立たないという事は
足し算引き算である程度は想像できるはず。

 

例え妻に財布を預けている家庭であっても
気にかけなければダメだと思います。

 

私もこういったケースに出会った場合には、
(言い方にもよりますが)指摘し
これからはお互いオープンにしてもらうようにします。

 

現状を知るのが怖くても
目を背けてしまえば、先送りすればするほど
家計は悪化していき膨らんでいきます。

 

この箇所の記事を読んでいて思い浮かんだのが、
スケールは違うがどこかの上場企業の
不正会計処理と似ているなと感じました。

 

外からの見た目を良くするため、どこかに歪が生じている。

 

「家族、夫婦なのだからもっと本音で相談し合いなよ!」

 

な夫婦形態はあるとは思いますが、
元は他人同士が縁あって
せっかく夫婦になったのだから信頼しあわないとね。

 

面の中の人と分かっていても、
記事を読んでいてそう声を掛けたくなってしまいました。

 

ちなみに、私がライフプラン相談を受けていて、
ダブルインカムの場合には
相手がいくらもらっているかを知らないで、
相談時に初めて知るケースも少なくないです。

 

収入を稼ぐ手段は2つでも、
財布は一つで管理するこがお勧めです。

お互いの現実を直視することになるので、
意識も変わるのでお金が貯まりやすくなる
というのが私の結論です。

 

【これからの時代覚悟しておかなければならない事】

 

健康な体と気力

 

老後への金銭面での準備や対策は?と言うと。
私の分野である保険や、資産運用も必要とは思いますが、
核であり中心ではないと思っています。


私が言うのも何ですが(笑)

 

では何が一番核になりうるかというと、
それは働けることができる健康な体であり
体力があることだと思っています。

 

大病をしてしまえば予想外な医療費や
それに付随する費用がかかり、
その期間の収入は途絶えたり、減ったりします。


健康である時は
今の状態が当たり前に続くと考えてしまいますが、
これは定年以降に限らずどの年代にとっても
大事なことだと思います。

 


“これからは定年という概念を持たない”

 


そしてもう一つ大事なことは、
定年という概念を持たないこと。

こう書くと、いつまで働かなければならないの?
と思う人もいるかもしれないですね。

 

もし今の仕事や職場が嫌であれば、
定年後は働く場所を変えてみる。


(それなりに勉強しなくてはいけませんが)
職種を変えたりすることも必要だと考えます。

FPの立場で言えば、
現役時代に比べて収入がかなり少なくなったとしても、
キャッシュフロー的には
退職金や貯めたお金を取り崩すだけの生活に比べて
金銭面での余裕度が全く違ってきます。


今までのようにフルタイムで働くのではなく、
体力や気力に応じて週3~4日勤務や
短時間勤務というのも良いでしょう。


企業もそういった働き方を、
これからはどんどん出してくると思います。


これは日本の人口動態を見れば明らかです。


他人や社会から必要とされ、
体が動く間は働くということを
これからは当たり前の時代
と思うと良いかもしれません。

 

なんといっても、政府のスローガンは


『一億総活躍社会』


ですから。

 
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